咲き誇れ。

この瞬間のキセキを表す言葉はどこにあるのだろう?  ***ジャニヲタ英語部参加者募集中!***

ラブレター

好きになりたかったな、宇宙Sixのこと。のべつまくなしの感想書いた記事で、宇宙Sixを好きでいることは楽しいって書いたけど、ごめんあれちょっと盛った。盛ったというか無理やり言い聞かせてた。

Johnnys World Happy Live With Youで、少し特殊な形でこそあれ、幸大が横浜アリーナのステージに立って、オリジナル曲の自分のパートを高らかに歌い上げていた。すごくすごくかっこよかった。相変わらず顔面良いし髪型爽やかだし歌声も以前に比べて格段に伸びやかになってたし。画面の向こうのファンへのアピールも欠かさない。

歩みの幅は人より小さかったかもしれないけど、少しずつ、少しずつ、決してペースを緩めずに、後ろを向くこともなく、途中で目的地を違える人たちを見送りながらここまで登ってきたんだなあと思った。

話が変わるけど、ここ最近の私は目黒くんを尊敬する勢いで彼に感動してる。目黒くんって天才だよね。天才的な天然バカで、天才的な天然のモテ男。私は宇宙Sixに入る前の目黒くんって、まっったく興味なくて、宇宙Six入ってからも、幸大との関係性でいう目黒くんに対して正直なんの思い入れもなくて、さらに言うと目黒くんのパフォーマンスもそんなに惹かれない、っていうか興味無さすぎて見てなかった。

でも、宇宙Sixにとって目黒くんは確実にブースターだと思っていて、当初は若さからくるガムシャラさが成せる技なのかなとか思っていたけど、Snow Manにおいてもやっぱりブースターで、しかもなんかめちゃくちゃ人気になっていて、それで初めて目黒くんってすごいんだって気づいた。スタイルの良さ以外特筆すべきとこのない人だと思っていた数年前の自分を殴りたいぐらい、今そのすごさに恐れおののいている。さっきから全く内容のない褒め方しかしてないんだけど、それこそがすごいと思う理由で。とにかくその魅力が説明できない。具体的な何か際立った部分があるわけではなく(いやもちろん良い所たくさんあるけど)、しかも本人が発信するメッセージはすごい不器用で危なっかしいし、それでも、良くも、時には悪くも、人を、そして人の感情を大きく動かすいわゆる吸引力みたいなものがものすごく大きい人だなって思う。ただの推測だけど、目黒くんって宇宙ファンからしたら色々やらかしてるけど、決して鈍感なわけではないと思うんだよね。色んなことを敏感に感じつつもちゃんと受け止めて自分なりのやり方で前に進んでる人って感じがする。さらにただの推測だけど、メンタルも元々強いわけではない、けど、強くいるために自分でマネジメントを図ろうとしているような感じ。推測ね、推測。

はっ!気づいたらほぼ目黒くんに関係のない人のくせに完全な憶測と妄想で語ってしまった。

そして、Happy Live With Youと言えば忘れてはいけないのが、同日に発表された林くんのJr.卒業&結婚。知った瞬間に、めちゃくちゃ嬉しくて、心底かっこいいなと思った。林くんは、どの立場からの目線かよくわからないけど私にとってはライバルなのだ。いや、ほんとにどの立場かはよくわかりませんが。そして常に敗けまくってる。林くんの仕事の仕方、爪痕の残し方、次へと繋げて、そして持ってくる仕事、そこで魅せる圧倒的なパフォーマンス。その全てが、すごく私の好み。だから、林くんの仕事が決まる度に、うわー羨ましい(ほんとにどの立場(略))って思って、どんなもんか見てみようとのこのこ出掛けてって、結果圧倒的な魅力に平伏して帰ってくるってことを何回かやってる。アンダースタディとか、滝沢歌舞伎とか。だから、宇宙Sixを抜けるって聞いてショックだったのは個人的には目黒くんよりむしろ林くんの方だった。そして、宇宙Six抜けてまでやりたい仕事って、どんなにかすごいものを持ってくるんだろうなとまた謎のライバル目線で見てた。数々の面白そうな舞台、そしてシスターアクトの字面見せられた時に、もはや降参した。ドキュメンタリー組まれて、挙げ句の果てにはJr.卒業と結婚を同時発表なんて、かっこよすぎてぐうの音も出ない。きっと宇宙脱退した時からこのまっすぐ伸びる道筋を林くんは見ていたんだろうな、そしてそれを実現したんだろうな思うと本当に、もう。

長く書きすぎているので、亮ちゃんと江田ちゃんと原くんについて思っていることは省略しますけど。They武道は、もちろんPLAYZONEでたくさんお目にかかってはいたものの、彼らが自分達で作り上げたステージは見たことがなかった。だから改めてのべつまくなしでパフォーマンスを見たときに心の底から感嘆した。原くんは言わずもがな、それまで目黒くん同様宇宙になるまでほとんど関り合いがなかったものだから、もう度肝抜かれたよね。そのかっこ良さに。

とりあえず言いたいことは、目黒くんも林くんも亮ちゃんも江田ちゃんも、宇宙Sixのメンバー、そして元メンバーって最高に誇らしいということ。そしてそんな面々と一緒に歩いてきた幸大の選択、最高じゃないっていうこと。

でも、ある時から世間的に(?)目黒くんは裏切り者ってことになった。そして宇宙Sixはなぜかタッキーに見捨てられたかわいそうなグループってことになってた。

宇宙Sixなめんな、って、その言葉、亮ちゃんが言うのはなんかそういうキャラなんだなーってことが分かってきたので、まあ納得。でもやっぱり言われる度にちょっと悲しくなる。そしてそれがまるでファンの合言葉になっているかのように使われることが、私はどうしても受け入れられなかった。

だってその言葉を聞くたび、ああ、舐められてたのか、と思い知らされるから。宇宙のメンバーが、兼任メンバーのデビューをどうやら前日に知ったらしいことは、まあ確かに理不尽かも。いや相当理不尽か。その辺りはメンバー激変のMAD(色んな表記あり笑)を経ることによって、慣れちゃいけないことに慣れてしまったんだなとは思う。でもタッキープロデュースの土俵に乗ることがイコール評価が高いことで、そこに乗らないことがイコール舐められてる、の思考には私はなれなかった。なりたくなかった。ここ最近の宇宙Sixの仕事量と、評価のされ方を見ていたら、むしろCDデビューなんてしてる暇ないんじゃないかと思うし。メンバーが抜けることによって、残ったメンバーがこれまで一つ一つ積み上げてきたそんな評価が、下がるわけでもなくなるわけでもない。これも、長年テレビにもJr. ''オールスター'' コンサートにも出られなかったタレントの担当による、ただの負け惜しみになってしまうのかしら。

この辺りのことは、スノストデビューの前になんだかんだあった、Jr.が目指すべき場所はCDデビューなのか否かみたいな議論に発展しそうだからやめておこう。結局はタレント自身がどこを目指してるかで、でもそれがどこなのか、本当のところはファンには分からなくて、ファンはそれがどこか分からないまま担当の夢が叶うことを願ってるしかないんだろう。そして、現に宇宙Sixは少なくとも表向きの希望としてコンサートをしたいとも、CDデビューをしたいとも言っているわけだから、それが叶うように声をあげていくことが正解なんだろう。

というか、なんもわかんねー!表のことも裏のことも正解なんてよくわからん!!ただ、それぞれの立場の人がそれぞれの好きな人を想うが故に発せられた言葉は、一つ一つが皆よく理解できる。でもそれがごちゃまぜに絡み合ってお互いを攻撃して、そんな風に「宇宙Six」を取り巻いてる呪詛から逃げ出したくなった。でも実際のところは、自分の想いの中に一番矛盾を抱えていて、ちゃんとユニットのことを応援できない自分から逃げ出したい。その言い訳として、好きになれないと言ってるに過ぎないんだと思う。

さてさてHappy Live with Youに話を戻してみよう。久しぶりに彼らのパフォーマンスを見た時、正直に言うと、私は彼らを嫌いになる要素を見つけるために、もしくは、もう全然心動かされないなってことを確かめるために画面をじっと見つめてた。でも、メンバーと一緒に歌って踊って笑い合ってる幸大見たらもうめちゃくちゃに好きなんだよね。メンバーの顔を見ながら歌ってるときの笑顔が、いつも舞台の上からファンに向けてふとしてくれる、私が大好きだった最上級の優しい笑顔だった。これを画面を通して見たのって初めてだな、なんて思ったりした。のべつを観劇した時もそうだったけど、9年経とうとしてる今でも見る度に好きを更新し続ける。それこそ目黒くん以上にその好きには何の理由もなくて、頭の中で考える自分のタイプとも全然違って、たぶん本能的に好きなんだろうなと思わざるを得ない。怖いわ~。

でも今の私は、宇宙Sixを好きでいようとすると、どうしてもどこかに敵を作ってしまう。それは全然作る必要がないのに、心のなかに浮かび上がってしまう敵。だから、ちょっとここからトンズラするわ。

他の人の言葉を借りてしまうけれど、他でもないSnow Manが、かつて残された6人が決して「残された」訳ではないのだということを証明してくれた。宇宙Sixの4人が、決して残されたのではなく、自ら選んで進む道の先は、確実に輝いているんじゃないかな。だってあの4人だもんね。

松本幸大くん、素晴らしい景色をたくさん見させてくれて、色んなものに出会わせてくれて、かけがえのない大切な感情を与えてくれて、本当に本当にありがとう。大好きです。じゃあね~バイバイ!