We are Song Writers
この世に100の悲しみがあっても
101個めの幸せを書き足せばいい
想いを言葉で綴る作詞家エディ
言葉に翼をつけ想いを託す作曲家ピーター
二人はソング・ライターズ
そして二人はたぶん「私たち」なんだと思う
エディは脚本を書く。ハッピーエンドを願って。
だけどストーリーはエディの願いとは裏腹に悲しい結末に向かっていってしまう。
何度も何度も書き直そうとするけれど、次第にその悲劇にエディ自身が巻き込まれ、運命の激流に飲み込まれていく…。
舞台ではあまりないことのように思えるのだけど、この舞台では最後にはっきりと、次はあなたの番だというメッセージが与えられる。
あなたは自分の人生という脚本を書き、あなたは「主人公」なのだ、と。
そしてあなたが書くストーリーがどんなに辛く悲しかったとしても、演じ続けなくてはならない。「あなた」という役を。
この世は悲しみで満ちている。人生はショータイム。だけど私たちは、そこに幸せを書き足そうと、ハッピーエンドを目指そうと、もがきながら生き続けなくてはならないんだろう。
自信過剰なエディ
いつも自信のないピーター
二人はソング・ライターズ
そして二人はたぶん「私たち」
素敵な伏線の散りばめられた、分かりやすく明快な舞台でした。可愛らしく美しく、おとぎ話のようなストーリーに、泣く子も黙る?圧倒的なパフォーマンスが重ねられた時、こんなにもキラキラ輝いた舞台になるんだと思った。
色々書いたけど、とにかく第一声は、
笑った!泣いた!楽しかった!
そんな舞台です。観れて良かった。心から楽しかった。
We are Song Writers
なんて素敵な商売!